販促POPの種類とは?上手に活用するポイントや制作事例も紹介

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自社の商品・サービスの販促活動を行う上で、販促POPは重要な役割を持つツールです。販促POPのデザインや、設置方法などによっては、販促効果を最大化させることもできるでしょう。

ただし、一口に販促POPといっても、のぼり旗やスタンドバナーなど複数の種類があるため、それぞれの特徴を把握し、用途に合わせて使い分けることが大切です。

今回は、販促POPの主な種類を紹介した上で、販促POPを上手に活用するためのポイントも解説します。

さらに、1946年創業のあけぼの印刷社が実際に制作した販促POPの事例も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

販促POPの主な種類

まずは、販促POPの主な種類として、のぼり旗やタペストリーなどの特徴を見ていきましょう。

のぼり旗

のぼり旗は、訴求したい商品・サービスの情報を印刷した旗を、棒にくくりつけた販促ツールです。なかでも、屋外に設置できる大判サイズは、車のドライバーや歩行者に対して訴求できる点がポイントといえます。

屋外に設置する標準的なサイズとしては、縦180cm×横60cmが一般的です。一方、屋内に設置できる小さなサイズは「ミニのぼり」とも呼ばれ、商品の陳列スペースなどにも設置できます。

タペストリー


茨城県ひたちなか市で中古車販売をされている小野瀬自動車様

タペストリーは、店舗の壁に設置したり、天井から吊したりして販促できるツールです。タペストリー生地には、基本的に化学繊維や綿が用いられます。

特に、雨風に強く防水性のあるターポリン(塩化ビニール生地)であれば、屋外の販促ツールとして重宝するでしょう。コンパクトに丸めて収納可能なため、保管する際も場所を取りません。

バナースタンド

バナースタンドとは「自立式の旗や幕」を指し、簡易的な看板として活用できる販促ツールです。スクリーンを下から上に持ち上げるだけで設置可能な「ロールアップバナースタンド」や、展示会の背景などに使われる「ビッグバナースタンド」など種類は豊富です。

また、バナースタンドを使うメリットとしては、従来のポスターや看板に比べて、販促部分の旗や幕を簡単に変更できる点が挙げられます。

その上、設営も比較的簡単でコンパクトに収納できるため、短期間のキャンペーンなどで使いやすい点もメリットです。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージとは、訴求したい商品・サービスに関する情報を、静止画や動画でアピールできる販促ツールです。デジタルパネルの利点を活かし、最新情報をリアルタイムで更新できるため、新商品や季節商品の販促にも活用しやすい点が特徴といえます。

なお、画面サイズに合わせた「サイネージパネル」を制作すれば、画面下へパンフレットやチラシの設置も可能です。

【サイネージパネルの例】

ディスプレイを使った訴求に加えて、パンフレットやチラシ配布の導線まで組めるので、使い方次第でより戦略的な販促へとつなげられるでしょう。

販促POPを上手に活用するポイント

続いて、販促POPを上手に活用する3つのポイントについて紹介します。

購買行動を手助けするデザインにする

販促POPを制作する際は、消費者の購買行動をサポートできるように、商品・サービスの「わかりやすいガイド」としての役目を果たせるデザインにすることが大切です。

例えば、販促POPのデザインとして、伝えたい情報を過不足なく表示すれば、消費者の購買意欲をうまく刺激できます。

一方、消費者が理解しづらい用語を使っていたり、商品のコンセプトと異なるイラストを使っていたりすると、訴求効果が損なわれてしまいます。

また、スムーズな購買行動へとつなげるには、配置場所や導線にも工夫を凝らす必要があるでしょう。もしも消費者の視界に入りづらい場所に販促POPを設置してしまうと、利点を活かせず購買行動にうまくつなげられません。

季節・イベントコンセプトを意識する

季節感やイベントコンセプトを意識して訴求することも、販促POPの効果を高めるポイントです。季節感に関しては、季節ごとのテーマカラーや行事の様子をイラストに盛り込むことで、販促ツールとしての訴求効果をアップできるでしょう。

また、イベントコンセプトを意識するには、まず関係者が集まって「どのようなコンセプトで販促するのか」と協議することが重要です。コンセプトが固まった上で、その内容に沿ったキャッチコピーや写真、イラストで販促POPを制作すれば、ターゲットに対して強く訴求できます。

商品数を絞ってアピールする

販促POPを制作するにあたり、特に売上を伸ばしたい商品に絞って訴求することも重要です。というのも、一度に多くの商品をアピールすると、本当におすすめしたい商品が埋もれてしまい、消費者に訴求できないおそれがあるためです。

そのため、POPを制作する前に、自社で販促したい商品を決めておきましょう。商品数を絞ることで、ターゲットがブレにくくなり、販促POPとしての統一感も持たせやすくなります。

あけぼの印刷社の販促POP制作事例を紹介!

ここからは、あけぼの印刷社が制作した販促POPの事例をご紹介します。どのような販促POPで訴求すべきか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。

「POPの制作・仕分け・梱包」をワンストップで対応

引用:【東京都渋谷区】お茶の専門店ルピシア様「販促品制作&仕分け・梱包代行」

1つ目は、全国に約140店舗を構えるお茶専門店ルピシア様のPOP制作、および仕分け・梱包に対応した事例です。同社では、大手百貨店・駅ビル・大型ショッピングモールなどの施設に店舗を展開。

POPやポスターのサイズ、値札の価格表記は施設ごとに異なるため、「社内での印刷物の振り分け作業にコストと時間がかかる」という課題を抱えていました。

そこで、あけぼの印刷社では、POP制作に加えて、仕分け・梱包作業もワンストップで対応しました。店舗ごとの細かな指示内容に対応するため、「ルピシア様専用の振り分けシステム」を構築し、正確性をしっかりと担保。

仕分け・梱包作業もまとめてご依頼いただいたことで、結果的に同社のコスト削減にもつながりました。

「タペストリー×スチレンボード」で販促コストを削減

2つ目は、飲食店を営む企業様向けに、タペストリーとスチレンボードを制作した事例です。こちらの事例では、担当企業様から「キャンペーン内容を顧客にアピールしたい」という要望をいただきました。

そこで、あけぼの印刷社では、お店のロゴを使ったスチレンボードを制作し、店頭へ設置することを提案。掲示するタペストリーは、日々のキャンペーンやイベントの内容に合わせて差し替えが可能です。

また、スチレンボードは常設で、タペストリーのみを差し替えられるため、販促コストの削減につながるというメリットもあります。

まとめ

販促POPの種類は、のぼり旗やタペストリー、バナースタンドなど複数あるため、目的に応じて使い分けることが大切です。また、販促POPを上手に活用するには「季節・イベントコンセプトを意識する」「商品数を絞ってアピールする」などのポイントに留意しましょう。

あけぼの印刷社では、POPやタペストリー制作はもちろん、フリーペーパー、パンフレットなどの制作も可能です。デザインから印刷、仕分け、梱包までワンストップでご対応できるため、自社におけるコスト削減も見込めるでしょう。

販促POPの制作で悩んでいるという方は、ぜひあけぼの印刷社までご相談ください。


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