【コロナ禍×印刷業界】新しい生活様式で活躍する印刷物

マーケティング

2020年から突如として世界に広まった新型コロナウイルス。私たちの主力事業である印刷業にも大きな風が吹きました。

・ライブやイベントの開催自粛
・小売店や飲食店のコスト削減
・リモートワークの推奨でのペーパーレス化

などによる影響は印刷業界にも大きく及んでいます。
そんな中、新しく需要が伸びたり、価値が見直されたりした商品も存在します。

本記事では、コロナ禍で求められる新しい生活様式の中で活躍している印刷物にスポットを当てました。
もし、自社のビジネスにおいて必要なものがあれば、お声がけ頂けますと幸いです。

コロナ禍で新しく登場した印刷物

コロナ禍の新しい生活様式に合わせて新しく登場した印刷物をご紹介します。

マスクケース

まずは、今や身近な印刷物になりつつある「マスクケース」です。飲食店でも用意されているのを見かけますね。

マスクケースを用意しておくことで、マスクをテーブルに置く可能性が低くなるため、衛生面で需要が増えています。

また、マスクケースに自社の宣伝を乗せたり、テイクアウト情報を記載するといった工夫をしているものも登場しています。

その他、結婚式でも用意されるのが主流となってきています。
なかにはおしゃれなマスクケースのDIYをする花嫁さんもいるほど。

また、結婚式ではさまざまなペーパーアイテムを制作するため、それらを掛け合わせる方法もあります。例えば席札+メニュー表+マスクケースを全て1つにまとめるといったアイデアです。

マスクを外すのは食事をするタイミングなので、メニュー表とマスクケースが1つになっているというのは招待客目線で思いやりのある加工といえるでしょう。

当分の間マスク生活は続きそうなので、マスクケースは引き続き需要があると見込めます。

感染対策についての注意喚起

・予防対策実施のお願い
・マスク着用のお願い
・大声での会話を控えるお願い
・消毒のお願い
・黙食のお願い

などの注意喚起をする印刷物を街中で見かけることも増えました。

スタンドPOP

飲食店の卓上などでにおかれるPOPも人気です。以下のような「お願い」と相性が良いでしょう。

・飲食時以外のマスク着用のお願い
・大声での会話を控えるお願い
・黙食のお願い

ポスター

感染対策についてのポスターも店内や店先で見かけることが増えました。
この例のように利用者への安心材料の提供として、ポスターは有効でしょう。
次のような目的で使用します。

・マスク着用のお願い
・感染症対策についてのアピール

地域によっては自治体から配られることもあるようです。

のぼり

ロードサイドのお店など、車の中からでも視認性の高いのぼりも人気です。
遠めからみたときに入店のきっかけになるような以下の内容と相性がいいでしょう。

・感染症対策についてのアピール

遠くから見て視認性が高い方が望ましいので、細かい情報をたくさん盛り込むよりも、以下の例のように瞬時に情報を伝達できる視覚言語「ピクトグラム」を使うと良いでしょう。

ソーシャルディスタンスを示すシール

コロナ禍で新たに生まれた言葉「ソーシャルディスタンス」に合わせたシールも登場しています。

ソーシャルディスタンスは、コロナの飛沫感染を防ぐために人と人との間隔を最低でも1~2m開けることを推奨した言葉です。

スーパー・百貨店などのレジ前の床に貼られている「ソーシャルディスタンス」を示すシールを見かけたことがあるのではないでしょうか。
シールなので、事業者側にとっては実際に空けて欲しい間隔ごとにシールを貼れること、お客様にとっては視認性が高いのがメリットでしょう。

また跡が残りにくい再剥離シールであることが多く、撤去する際も安心です。

Web会議用の背景パネル

在宅ワークが推奨されたことで自宅でのWeb会議の需要が増えました。
とはいえ自宅に仕事部屋がないためリビングで仕事をする人も。

そこで、会社のロゴをあしらったWeb会議用パネルが登場しました。

リビングなどでの作業でプライベートスペースを見られたくない場合も、これがあれば安心です。

Webでの商談開催は、名刺交換ができないデメリットがありますが、名刺情報を記載したり、ユニークなデザインをあしらったりすることで、名刺と同等かそれ以上の情報とインパクトを与えることができます。

飛沫防止用パネル・シート印刷

飲食店や各販売店に行くと飛沫防止用パネルが設定されていることが多くなりました。

コロナ禍で需要が増えた飛沫防止用パネルも当初は透明のものがほとんどでしたが、最近では広告や自社の宣伝のシールが貼ってあるパネルを見かけるようになりました。

例えばフードコートなどの飲食をする場所への設置なら、お客様が長時間滞在することも期待できるため、一定の効果も期待できるでしょう。

ある企業ではセールの宣伝をフードコート内全てのパネルに貼って「飛沫防止用パネルジャック」といった企画を行っていました。

マスクシール

マスクが私たちの生活必需品となって1年以上が経ちました。市販の不織布のマスクにシールでデコレーションして、オシャレを楽しむ人も見かけます。お隣の韓国では10~20代のトレンドに敏感な世代で“マスクデコ”が流行っているそうです。

また花粉症や喘息などの持病で咳やくしゃみが出てしまい、まわりの視線が気になる方も少なくないようです。

“コロナではない”アピールをするための手段としてもマスクシールは利用されます。

企業のノベルティとして、マスクに貼るためのユニークなシールはいかがでしょうか?

コロナ禍で増えた印刷物

続いて、以前からあった印刷物の中でもコロナ禍に入ってから増加したものをピックアップしました。

ダイレクトメール(DM)

コロナ禍で外出自粛となり、お客様に来てもらう機会が減っている実店舗を持っている事業者の中で活躍しているのがダイレクトメールです。
新規のお客様を獲得するためには、既存のお客様の5倍のコストがかかると言われており、既存顧客の維持はビジネスにおいて非常に重要です。

営業自粛の要請を受けている事業者であれば、営業状況の報告やECサイトの宣伝を兼ねたダイレクトメールを送ってみてはいかがでしょうか。

▼ダイレクトメールについては以下の記事で詳しくまとめています。参考にしてください!
https://www.akebono-print.co.jp/2021/04/direct-mail/

テイクアウトの訴求

「おうち時間」の浸透により、自宅で食事をする機会が多くなりました。そうした需要に応えるべく、テイクアウトを始める飲食店も増えています。店先で「テイクアウトOK」のポスターやのぼりをよく見かけますね。

時短営業をせざるを得ない中で「この時間でもテイクアウトはできる」ということを店先でアピールすることで、イートイン終了時間後の飲食需要をキャッチできるメリットがあります。

またポスターやのぼりと併せてテイクアウト用の箱やパッケージにこだわることで、お店の雰囲気やコンセプトをお客様に知ってもらうことも可能です。

まとめ

未曾有のコロナ禍に入り新しい生活様式を余儀なくされました。

新しい生活様式の中で登場した印刷物や、新たな価値を発揮している印刷物をご紹介しました。

「非対面」「非接触」が望まれる今、「直接伝えたいことを代わりに印刷物で伝えられる」という点で、改めて印刷物の価値が見直されている機会でもあります。

弊社でもお悩みに合わせて印刷物のご相談に乗れますので、お気軽にご相談いただければと思います。

逆境を乗り越えていく印刷物を一緒に考えさせていただきます。

▼お問い合わせはこちらまで


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